くりぷこやってる

 さー完全なる自己満足の時間です。今日も今日とてくりぷこに膨大な時間をつぎ込んでおりました。本日できたかわいい子を貼る時間です。

 

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 クールめの正統派お嬢さまといった雰囲気ですが、たぶんアナル弱いです。

 

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 あらかわいい。でもこの子巨乳ですよね……。

 

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 たぶん本日できた子のなかでいちばんかわいかったやつです。俺は方針としては、とにかく金髪ロングでオッドアイということで目指してるんですけども、髪色はなかなかままなりませんね……。特にピンクの遺伝子はやたらに強い感じがある。

 

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 これもかわいい……。けっこうすでに周囲とやったりとったりしてるんですけど、周囲の人たちが銀髪強化月間というか、銀髪強化人生みたいなのやってるので、どうにも銀髪遺伝子強めの子が嫁入りしてくんですよね。寡黙で「兄さん」呼びの妹としてかなり完成度高いです。

 

 今日はこんなところです。

 遊びとしては非常におもしろい反面、このおもしろさがいつまで体感で続くかはけっこう微妙な感じかなあとも思いました。現状ではSNS要素の欠落、トレードの方法のめんどくささっていうか整備されてない感じ、そのへんが引っかかりますね。

 これからも金髪ロングオッドアイをめざしてがんばりたいと思います。

くりぷこはじめました

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 ものすごい物見高い人なので早速始めました。なお始めるまでの敷居がかなり高い状況なんですが、このエントリにはその敷居の高さを低くする内容は入っていません。てゆうかちゃんとできるようになるまでえらい苦労したわよ……。なので、そういう導入のための紹介記事が欲しい方は、別のところを当たってください。俺は身内の手助けでどうにかこうにか始められました。というわけで、このエントリはちょっとだけやってみた感想に過ぎないです。

 いまはまだテスト期間中なので無料でできます。俺からしいてできる助言があるとすれば、もらえる金は少ないけど8時間程度で補充できるやつから、多くもらえるけど3日補充できないやつまで3種類あるんですけど、最初から多めに金もらっといたほうがいいです。

 ゲームの流れとしては、女の子がたくさん並んでるマーケットがありまして、そのマーケットで女の子を二人以上購入して、融合させて新しい女の子を作ります。作った女の子は手元に置いといてもいいですし、販売してもいいです。

 倫理的にかなりやばいにおいがします。

 なんでもAIが融合の「親」となる2人のキャラから新しいキャラを生み出すということらしいんですが、俺の方針としては、とにかく安い女の子を買って片っ端から融合、出来が悪かったら販売に回してまた購入という感じです。目指すは金髪ロングオッドアイです。

 ほか、いろいろやってるうちに気づいたことはあるんですけど、ゲームといえばエロゲしかやったことない俺でもすぐに気づける程度のことですので、俺が書くまでもないでしょう。

 いまのところ「融合させると新しい女の子ができるんだけど、どんな女の子ができるんだかわからない意外性」みたいなのかいちばんおもしろいところかなと思います。まあ実質それしかできないんですけど。

 にしても、やってるうちには麻痺するかもしれないんですけど、ほんとなんていうか、倫理的な危機を覚えますね……。やってることは「カードコレクション」であって、別に女の子そのものを所有するわけじゃないですけど、でも「マーケット」とやらに行くと女の子ずらりと並んでるわけですよ。それを買うわけです。買ってあまつさえ融合させる。まあぶっちゃけレズセックスで子作りとしか思えませんわこんなもん。で、俺みたいにとにかく安値の女の子ばかり買い漁って融合ばっかさせてるとなると、なんか地下室に監禁して「セックスセックスセックスみんなセックスすればいい」みたいなことやってる気分になってきます。一度融合させるとクールタイムみたいなのが生じてしばらく融合できなくなって、それが融合可能状態になると「Ready 100%」って表示されるんですけど「いつでも受胎オッケーだよ♡」としか読めない。

 まあ俺の受け取りかたがだいぶ歪んでるんだろうなあとは思いますけど。単なるキャラクターデザイン生成器とでも思えばいいんですけどね。

 

 でまあ、ゲーム本体はさておきですね。ここんとこイラストの自動着色だったりいろいろあって、こういうゲームも出てきた。なんでも融合させたキャラクターの著作権て融合させた人にあるらしいんですよね。公式でも、

 

我々は最先端技術を駆使し、アニメーションのキャラクターデザインにおいて、アマチュアでもプロフェッショナルと同じような品質のキャラクターデザインを行えるよう探求し続けます。

 

 などと謳っているくらいで、なんていうか、キャラ絵に関してはどんどん自動生成というか、描かなくても作れるっていう方向に進んでいくのかなあと思いました。まあこのゲームではバストアップばっかなわけですけど、このへんは、全身像とかポーズとかも自分で描くことなく指定できて、新たに生成できるようなツールっておそらく近いうちにできるんでしょ。小説でそういうことができるようになるよりはよほど近い将来だと思う。

 とりあえずこのゲームについては、現在は無料だからやってますが、実際に金払うとなったらやるかどうか。いちおー作った(買っても同じなのかな)女の子に関しては名前とかプロフィールも設定できるらしいので、それで遊ぶのもおもしろそうです。

 なお、俺がこのゲームを知った第一報はこちらです。

 

 

 いや、一にもニにもなく飛びつきましたね。

 おかげで星メモEHが中断しています。続きやってきます。

 

※追記

 どうでもいいことなんだけど、このゲームの構造上どうしようもない倫理性のアレな点に関して、おっさんほどゲームと割り切らないで、いきなり奴隷売買システムみたいに、全体を物語として把握しにかかるような傾向がある気がする。まあ狭い観測範囲の話ですけど。

星メモ8

 ほんと長いなこのゲーム……。

 千波ルート終わりまして、夢ルートの途中です。以前やったときの夢ルートの記憶はほとんどなかったんですが、夢ルートなんかややこしいことになってたっていう記憶だけはあって、最初から攻略サイト見てました。2周必要なんだよなこれ。

 なんとかNavelの新作来る前にエターナルハートまで終わらせたかったんですけど、どうも無理くさい。

 千波ルートにはほんとあまりよい記憶がなくて、実際に読んでみたら印象はほとんど変わらなかったです。ルートの出来がどうこう以前に、テーマが徹底的に俺と相性が悪いからです。家族テーマは鬼門のひとつです。まあほかのルートだととってくっつけたような感じにしかなってないんでよかったんですけど、千波ルートの場合、わりと真正面からですんで。

 それ抜きにしても不完全燃焼感がかなり強いんですよね。これなんでかなーと思ったんですけど、妹キャラに対する俺の好みが影響してるみたいです。

 どうも妹キャラが出てきたときに、自分が対象から外れている場合はお兄ちゃん大好き抱いて結婚してとか言ってて、ほかのヒロイン出たときには邪魔とか言ってるくせに、いざ自分が対象になったら「うそ、信じられない……」「だって、兄妹なんだよ?」とかで、自分が大好きなお兄ちゃんが自分のほうを振り向いてくれるのが信じられなくてとまどいとかすごい強くて、それが「恋人」という新しい関係を受け入れるまでの逡巡みたいなのが大好物だというのがあるようです。

 千波ルートの場合、そのへんが完全にシームレスで、これまあ千波の性格考えるとどうしようもない部分あるんですけど、俺としては満足しなかったということです。てゆうかエロシーンは罪悪感まであったよね……。

 家族テーマが苦手なのは以前から言ってるとおりです。あんまり家族がらみの繊細なネタとか出てくると「いいから捨てろよめんどくせえ。そんなもんなくたって死なねーだろ」くらいにしか思えない。ぶっちゃけ、主観でいうと、家族間の愛情話とか気持ち悪いんですよ。少なくとも俺は物語にそれを求めていないということです。

 

 夢ルートはまだ途中なんでなんとも。夢単体があんまり好みじゃないっていうか、どっちかっていうと嫌い……。

 ただやってる途中にいくつか思ったことはありまして、加齢にともなう感性の変化って確かにあると思うんですが、たとえば俺は「甘える」というのにあまり興味がないです。お姉さんにも興味がないです。お姉さんだったらできれば9歳くらいが望ましいという願望はあるので、甘えること自体に興味がないわけではないです。仮にこれが好みのシチュだったとして、昔だったらキャラよりもまずシチュ、つまり「こうしたい」という自分の願望のほうが強かったのに対して、現在は「まずキャラが好みでないと」っていうのが優先してる感じが強い。人は年くうと簡単に他人を嫌いになってしまうというのはあると思うんですが、俺の場合、エロゲにそれが反映してる感じですね。

 それともうひとつ。

 お話作るくらいの人は、やっぱ衝動的にお話中にポエムぶち込みたくなるような瞬間があると思うんですよ。というより、この場合のポエムってたぶん初期衝動そのもので、あとはそれをどう使うかって話だと思ってて。しかしそれを表現するためには膨大な量のテキストやらお話やらが必要だし、なおかつそれだけの努力を払ってもかならずしも他人に伝わるとは限らない、ということです。このへんは、作り手と読み手の相性問題もありますけど、それだけお話を作るっていうのは難しいんだなあということですね。

 あとあれだ。全般的にキャラの扱いが雑だ、このライターさん。タイムラインで知人とお話してるときに、まさにそういう話題になったんですけど、キャラを道具として扱う傾向はかなり強いです。そのわりに心情の描写はうまいので、ついつい読んでしまうんですけど。やっぱりここぞっていうときの描写の正確さはやばい。

 

 ところで、俺には「メアが主人公の家に来る」というシーンにまつわる記憶があるんですけど、いつまで経っても出てきません。幻想だったんでしょうか。なんとなくですけど、前回、夢ルートの途中で挫折したような記憶があって、ひょっとしたらエターナルハートだけちょっとかじったのかもしれない。

 にしてもあれですね、おっさんの記憶残存テストみたいなことになってます。

 5月にNavelの新作、6月にはサマポケ出ますし、どうせサマポケのテキストの分量はやばいことになってるでしょうから、しばらくほかのエロゲやってる余裕なさそうですが、いずれ水月はやり直してみたいなあと思っております。現在の自分の趣味嗜好をかたちづくっている大きな要素のひとつがこのゲームなんです(オナニー)。そうでなくても「閉じていく」というストーリーではあれほどの傑作はそうそうないとも思ってます。ヨスガなんかは閉じるかと思ったら最後突き抜けちゃったしなあ(穹ルートの話です)。

価値観のアップデート

rick08.hatenablog.com

 

 これ読んでました。

 くだんの事件にはほとんどなんの興味もなかったんですけど、いちおういま話題のニュースに関しては目を通しておかないと、どんどん内向していってしまうので、なんとなく目を通すくらいはしてました。この記事は、図があまりに明瞭ですげーなーと思いました。

 去年あたりからこの手の事件てけっこう続いてるわけなんですけど、俺はこれとても簡単な構図だと思っていて、単純にインターネット以前/以後の話だと思ってるんです。

 俺は前提として「人間はだれでも似たようなもの」と考えます。オバマ前大統領が現役だったころ「演説のときとか不如意に勃起したらどうするんだろう」って心配してる人がタイムラインにいたわけですが、まあ人間なので不如意に勃起もするだろうし、虫歯になったら機嫌悪くなる。もちろんうんこ力高まったらうんこします。ほとんどの国政の問題よりも「いま、まさに漏れます」ということのほうが緊急事態だったりするわけです。世界中の言語は比較的少ない母音と、それよりははるかに多い子音によって成立してるってのは、人間の発声器官の制約のせいです。それと似て、人間のやることって、どこかでだいたい共通項がある。

 なにが言いたいかというと、絵に描いたような悪人はいないし、善人もいない。比較の問題ではいるでしょうが、結局は比較の問題でしかない、という話です。

 ……と、考える俺なんですが、今回の事件にしても、前の大相撲のことについても、あまりといえばあまりに頭悪すぎるのではないか。バカにもほどがある。そういう事件が多すぎる。今回の件だって、常軌を逸した悪人でないとできないのではないか。そうも思いたくなる。

 ただ俺は、ここで「常軌を逸した悪人とか、完全なバカとかそうはいない」という「前提」で考えるのです。実際にそうかどうかは知らんですよ。けど、なんらかのトップに立つ人間って、完全なクルクルパーではまず成立しないはずなんですよ。むしろ組織がアレであればあるほど、たとえば暗闘だとか権力闘争だとか、そういうので頭使わなきゃいけないことって多いと思う。

 リンク先の死ぬほどわかりやすい図を見ると「よくもまあここまで」と思うしかないし、つまりバカなんだろと思いたくもなる。

 しかしバカではない、ないとする。じゃあなにがわかってなかったのか。

 俺に思いつくのは価値観の違いというものだけです。

 なんでそう思うかっていうと、俺現在ほぼ50歳の四十代のおっさんなのですが、同年代のおっさん見てて「この人は、なに?」って思うことってけっこう多いんです。あくまで俺の環境では、です。俺の環境で見るおっさんは、だいたい高卒で、いわゆるブルーカラーの人が多い。そうでないおっさんはインターネット経由の知人ばかりです。

 で、俺の周囲のおっさんたちもネットをまったく使わないわけじゃない。少なくともLINEはほぼ全員使ってます。しかしスマホからの利用がほとんどでその外側にあるネットの世界というものをほとんど知らない。また、つきあいもほぼ同年代に限られる。

 で、常々思うのが、あの方たちって「拡散」とか「炎上」っていうのが概念として理解できてないんですね。我々、日夜小さいのから大きいのまで炎上の現場を目撃してるわけですけども、その炎上ってのがどういうメカニズムで起こるのかはだいたい知っている。このブログを読んでいる人もだいたいそうでしょう。でも、そういうおっさんたちって「テレビで話題にもなってないことを、なぜみんな知っているのか」という疑問が先に来るんですよ。まあ、この日大の件はテレビでもさんざん話題になってるはずですけど(俺テレビ見ないからよく知らない)、今度は「その事件」に対して、いろんな人が意見を持ちうること、そしてその意見を公表する場があるということがよくわからない、らしい。とうぜん、それらが束になり、ツイッターで拡散し、まとめられたりして、最終的に力のある書き手によってどかんと広められたりする、その光景を知らない。仮になんとなくは知っていたとしても、実感はないわけです。

 さらに、価値観をアップデートする機会がない。ちょっと前のエントリで、オタク差別について書きましたけど、俺の価値観では「オタク的な趣味なんて、密室でやるものであり、その密室はいつ外部の力によって潰されるわからない。守らないと死ぬ」っていう感じになるんですけど、インターネットの現場にいると、最近の十代二十代にはそういう感覚があまりないってことはいやでもわかってくる。だとするなら「俺の価値観はこうだが、そうでない人もいる」という自覚というか、わきまえみたいなのを持たないと、現実とはズレた発言をすることになる。これは俺がブログを再開した理由のひとつでもあります。

 いまいろいろ問題起きてる人たちの価値観ていうと、本音と建前であるとか、正論はともかくうまくやってきましょうとか、なあなあとか、まあいろいろ悪く言うことはできますが、早い話「身内の論理」なんですよね。あえてよくいうなら、個々人の我慢によって全体の利益の最適化を図るとか、まあそういう言いかたもできますけど。

 同じ年代が固まっていて、外部の視線がない、さらに自分らが権力者だったりすると、それを修正してくれる人もいない。なんていうんだろ、おっさんしかいない教室の内部の論理だけで話が回っていたのが、その外部ではものすごい勢いで正論とか反論とか、数えきれないくらいの言説が動いてるんだけど、だれも教室の内部には入ってこない。教室の扉は鍵を閉めてある。しかし、ひとたびその教室からの脱走者が出たらどうなるか。

 昔は、ほかの教室がえんえんと並んでるだけで、廊下に出たらもうどうにもならなかったんですよ。でも現在、すべての教室の扉は開きっぱなしであり、流動性は極めて高く、廊下を忙しく往来する人たち、なんならその廊下を見て娯楽にしてる人たちまでいるわけで「その状況」が致命的にわかってない。

 俺の周囲にいるおっさんたちはブルーカラーといっていい人たちが多いですけど、これたぶん学歴あんまり関係なく、認識や価値観のアップデートがないと、同じ状況に陥りやすいんです。ていうか、俺自身が小なりといえど自営業やってて、環境的に変化の乏しい場所にいるので、疑うこと、知ることを怠ればすぐにでもこうなる危険性が、すぐそこにある。

 俺は、世代論ってわりと有効だと思ってるんですよね。これを論拠にするとすぐにぶっ叩かれる性質のものだとも思うんですが、それでも、時代背景が個人に与える影響って、あんがい深刻なものがあると思ってる。となると、アラフィフのおっさんたちは俺にとって同世代になると思うんですけど、たまに、ほとんど言語が通じてないんじゃないかと思うくらいの隔絶感がある。マウントって取られるといやなんですけど、実際わかんないんですよ。たぶん向こうも俺のことわからない。このわからなさの根底にあるのが、認識や価値観のアップデートであり、そのツールの代表的なものがインターネットである、あるいはあったと。まあそういうことをよく思うわけです。

 同様のことって過去にもとうぜんあったはずなんですけど、それが地すべり的に、大規模に起こってるのがこの2018年という現在であり、今後も類似の事件はたくさん起こるんだろうなあと。そんなことを思った次第であります。

 まあなんだろ、人間50年近くも生きてると、いろいろ不思議なこと起こるなーと思います。

星メモ7

 長いっすねこのゲーム……。

 今日は衣鈴ルート読了です。

 さて、俺は通常、作品を読むにあたって、作り手の思惑とかそういうのをまったく顧慮しないタイプです。あくまで目の前に与えられたストーリーがすべてであり、その内部のみで解釈すべし、というのが俺の立場なのです。

 しかしなあ……衣鈴ルートについてはちょっと……。

 いや、おもしろかったんですよ。正直なとこ、こももさんとこさめさんのルートに関しては、少なからずストーリーの犠牲になってるとこありましたし、明日歩に関してはなんかばたばたと伏線を回収してるうちに明日歩がえろくなってとんでもないことになってしまいました、という点で終盤けっこう微妙かなあと思ってたんですよ。

 それに対して衣鈴ルートの終盤のすげーこと。

 ちょっと個人的な趣味なんですけど、衣鈴みたいな「傷つくのが怖い」ということで自分から殻に閉じこもってるタイプに、周囲が寄ってたかって善意の押し売りをするような展開ってすごく苦手なんですよ。これはもう昔から連綿とそうで。それで心を開いたら敗北じゃねえかとすら思う。なんでまあ、衣鈴に科学館のプラネタリウムを見てもらうシーンまでは、けっこう苦痛だったんですよね。つまらないというわけじゃないんですが、趣味にあわなくて。いってみれば、和姦しかないと信じてたエロゲで陵辱的な展開が続いた、というような感じです。

 で、プラネタリウムのイベントを契機に一気に衣鈴がかわいくなってしまうわけです。俺としては、プラネタリウムのあと、自室で門前したり否定したり青くなったり赤くなってりする衣鈴の様子を10KBくらいかけて粘着質に描写してほしかった。もっというと「体も小さい、性格だってかわいくない。胸も……小さい。認めたくないけど」とかでさんざん自分を否定したあとに、不意に鏡に映った自分を見て「そんな私を、先輩は……」という感じで、あらためてナルシシズム混じりの自意識とか見せていただければ丼飯3杯食えるのになあと思ってました。

 ただ、そんななまやさしいもんじゃなかったですね。

 ここからの流れがひどい。もう二度と失いたくない、傷つきたくないと思ってる衣鈴に対して、それを強要するようなイベントが連打。衣鈴は卑屈になって主人公に依存、その依存を突き放す主人公。どうしていいかわからなくなった衣鈴は、無理な笑顔を作って嫌われないように必死にがんばる。さらに突き放す主人公。泣いちゃう衣鈴。

 このへんの衣鈴に対する仕打ちはほぼ鬼です。なにがひでえって、こうやって必死にすがりついてくる衣鈴がかわいく見えるように書いてるあたり。これもう書き手からのメッセージですからね。「いまのこの状態の衣鈴をかわいいと思え」っていう。

 いや、俺は大好きですよ。おどおどしてご機嫌うかがって、いつも不安そうに笑っててる卑屈な女の子。俺は自覚あるからそれでいいですけど、作り手としては相当に性質の悪い行為じゃないですか。少なくともキャラを完全に突き放してないとできない。全体のストーリーからいえば、ここまで突き放す必要はなかったはずです。

 それでようやく気づいたんですけど、基本的にこの作品、キャラは単なる道具ですね。ライターさんがいい意味で、これは本当にいい意味ですごい狡猾なんですよ。ただ衣鈴ルートでは、終盤の切れ味がよすぎて、かえってそのへんのあざとさみたいなのが見えてしまった感じ。エロシーンなんかもそうですね。「大嫌いです」を言わせ続けることによって、かえってその道具感が見えてしまった感じがある。

 とはいえ、プラネタリウム以降の衣鈴はほんとかわいかったです。あとエロシーンの犯罪臭がやばかった。下手なロリゲーよりよっぽど。なんですかね「実際にありうるかもしれないギリギリのラインの幼さの後輩」っていうのがクリティカルだったんでしょうか。

 全体としては「衣鈴の物語」という点ではちょっと乗り損ねちゃった感じがあります。

 

 あとこのゲーム、取ってくっつけたように家族テーマ入ってくるのなんなんですか。それいらないだろ感ある。いやまあ、テーマである以上しゃーないんでしょうが。

 次は千波やって、夢とメア。しかしエターナルハートまで進んでる余裕あるんだろうか。Navelの新作まもなく来ちゃうんですよね……。