お家に帰るまでなんちゃら

「お家に帰るまでがましまろです」体験版やりました。

 けっこうおもしろくて危なく買うところだったんですが、近いうちにゆずの新作買うことが確定的なので断念しました。いずれ買うものがない月に買うかもしれません。

 えーと、最近わりと主流の「とにかく女の子がかわいくて、後半はエロシーン連打」というパターンのゲームだと思います。ここのゲームは体験版含めてたぶん初めてやったと思います。ボイスなしでけっこうたらたら読んでたとはいえ、4時間近くかかりましたんで、やる方はそれなりの覚悟を持ってどうぞ。

 ゲーム本体の感想はさておいてですね、ちょっとやってて思ったことあったんで、そっちを先に書いときます。

 これ、俺が勝手に「接待ゲー」と呼んでるタイプのゲームで、とにかくひたすら女の子はかわいくて、ネガティブなこといっさいいわなくて、主人公に対して不快な言動をしない。またヒロインどうしの絡みにおいても相互にネガティブな感情を発生させることはいっさいありません。こういうネガティブなものをいっさい感じさせない作品群は、俺が知ってる限りでは「けいおん!」が最初(実際にはいくらでもあるだろうけど、まあ有名だってことも含めて、とりあえずこれで)だったと思います。まあこういうの「やさしいせかい」的なものだと思うんですが。

 俺、正直いってあんまりこういうの得意じゃないんですよ。俺はどんな作品でも基本的に「人間の物語」として読みます。なので、俺にとってはキャラクターがなに考えてるのか、なにを感じてるのかがとても重要なわけなんですが、それって結局、ネガティブな感情、本音みたいなもの、まあいってみれば「人間」ですので、とうぜん醜いところもあったりするわけで、そういう部分があるとより「届きやすい」んですよ。こういう人種が完全無欠なヒロイン的なものを見たりすると「なんか裏があるに違いない」なんて言い出したりもするんですが。

 でまあ、こういう人間にとって「やさしいせかい」ってキャラに届きづらいんですよね。とうぜん作品のほうでは「それでもなお」キャラが不自然な言動をしないようにっていうことで、あの手この手を使ってくるんですけども、それでもどうしたって「そこはそうならんだろう人間」みたいな部分が出てきてしまって、そうなると読んでる俺は「あれ? そうなる?」って違和感を持ってしまう。その違和感がキャラの理解を妨げる。

 まあ最終的に女の子かわいければどうでもいい人間だったりするので、アニメなんかではわりと早々に慣れてしまったわけなんですが、エロゲの場合、キャラとつきあう時間の長さと密度がアニメとは比較になりません。そもそもアニメは5時間とか6時間もぶっつづけでつきあうようなものではないですし、単体キャラだということもありません。なによりアニメというのは「キャラを消費する」ことに特化してません。まあそういうアニメもあるでしょうが。

 なのでエロゲの場合「やさしい世界」やられると、ちょっとどうにもならないものがあって。

 

 と、思ってたんですよね。

 

 困りました。もう適応してしまいました。いや、HOOKSOFTまで行かれるとさすがにちょいときついなあと思うことがあるんですが、このレベルなら充分に対応可能になり、ダメ人間製造機型甘やかし好きロリおねえちゃんせんぱいとかいう過積載物件にもなんなく対応できるようになってしまったというかお姉ちゃんかわいい。

 この作品のいちばんの特徴は、まあ絵がかわいいとかそういう部分はだれが見てもわかると思うんで、逆にどうでもいいんですが、調べものが異様にしっかりとしてるところですね。仕事柄「試食販売やるよー」なんてエピソードが出てくると「おいおい、衛生責任者関連とか保健所どうなのよ」って思うし、しょせん試食なんか効果続いてもせいぜい3日でしょ、よほど商品に自信なきゃ継続的に打てる施策じゃねーよとか思っちゃったりするんですが、行政がらみの部分にきっちり言及してきたうえに、試食単体じゃ効果が薄いってこともきちんと描写されてます。

 まあお話そのものは、主人公がくっそ有能で、なろうの亜型かよと思うくらいトントン拍子に進んでいくんですけども、リアリティの底を支えるこうした設定部分がきっちり詰めて書いてあるせいで、キャラの浮世離れっぷりがさほど気にならないんですよね。こうなるともうあとはお姉ちゃんかわいいとなるばかりでエロシーンへの期待ではちきれんばかりとなるのみです。

 にしてもロリおねえちゃんせんぱいなんですけど、ぱんつ見えるシーンでにゃ~んってなりそうなぱんつはいてて、これはひょっとして革命が起こったんじゃないかと思ったんですよね。ほら、ロリ外見のお姉ちゃんキャラって「おとなのじょせいなの!」とかゆって子供扱いされるとぷんすかしちゃうってのが定番じゃないですか。でもですよ、ぱんつなんて通常は他人に見せるためのものじゃない。見えないことが前提になっているもので、しかしロリおねえちゃんせんぱいはこどもぱんつなわけですよ。ということは、ほんとうはちっちゃくてかわいい自分でありたいのではないか、つまりすべてがあらわになるエロシーンにおいては「う、だめ……なでるのだめ……なでたら、お姉ちゃんじゃなくなっちゃう……」などであり、そこからの「しゅきぃ、だいしゅきぃ♡♡」のこあらさんだっこであり、最終的におむつ着用のうえで「ちゅぱちゅぱすゆの……」と、おしゃぶりでもしゃぶるようにおちんちんさんを扱う流れじゃないかと思ったんですけど、体験版のエロシーン見る限りは「ちっちゃいけど、お母さんなんだよ♡♡♡」という感じであって、俺の革命は始まる前に終わった。座れ臣民。

 でもまあ、お姉ちゃんキャラには母性(と呼ばれているところの通説的なアレ)を期待するのがとうぜんであって、エロシーンだけお世話が必要な感じで「おしっこ!」とかで抱えられておしっこしないとセックスが始まらない、という感じではダメらしいですね。でもまあ「こーら、おちんちんさん♡ おとなしくしなきゃ、めっ♡♡♡」という感じはあるかもしれないのでやっぱり買いたいなあこれ。

 ところで体験版終了後に、ヒロインがせいぞろいして、それぞれのエロシーンについて解説を加えるという広告的なアレがあったんですけど、あれ軽い地獄感ありました。最近よく見ますけどね……。参ったなあ……欲しいなあ……女の子の蒸れ情報を開示されていて、わりと好みの蒸れかただったので、蒸れてたら買うしかないよなあ……。でも今月は……ふえぇ~……。