空と海がなんちゃら1

「空と海が、ふれあう彼方」やってました。ヒロインは2人でして、そのうちの1人、ちさのルートが終わったところです。

 途中何度やっても同じところがゲームが固まってしまいまして、どうやら先にゲーム付属のDirectXランタイムなんちゃらというのをインストールしてなかったのが原因みたいです。これからやる人は気をつけましょう。

 この作品に関しては完全なライター買いです。「見上げてごらん、夜空の星を」があまりに楽しかったため、このライターさんなら信用できる、価格もまあそんな高くないし、ということで体験版もやらずに購入しました。なおこのゲーム、成人向けではありません。

 ただライターさんを信用してるといってもですね、ひとつ問題がありまして、俺けっこう病的なオッドアイ好きなんですよ。毎月エロゲの発売情報はチェックしてるんですけど、オッドアイのキャラいるとそれだけで体験版やってしまう、というくらいには。で、オッドアイのヒロインって、たいてい中二病設定だったりなんだりっていう「人とは違う」という設定がくっついてくるんですが、みあげての沙夜の場合、ふつうに幼なじみでオッドアイという設定が完全に俺を破壊しました。

 極端に好みの属性がある場合、はたしてライターがよかったのか、それとも絵がよかったのか、なんだかわからなくなってしまうことがあります。まあほかのキャラのルートもちゃんとよかったので、完全に属性だけで踊らされたとまでは思わないんですが、ひょっとして沙夜が極端によかっただけでほかはそうでもなかったんじゃ、という危惧もありましたが、実際に読んでみたら完全な杞憂でした。ちゃんとおもしろいです。

 

 しかし全年齢版、なんというか、ふだんとちょっと心構えが違う感じがあります。最近やったなかじゃISLANDも成人向けじゃなかったですが、あれはちょっとジャンルが別なので。

 なんていうんだろ、エロシーンがあるっていうのは「ゴールがある」っていうことなんですよね。そこへ向けて物語が収束するとわかっている。まあ全年齢でも告白成立キスシーンあたりに向けて収束してくってのはわかってるんですけど、それでも、なんだろ「セックスがない」っていうのは区切りがない感じなんですよ。エロゲであることの自分にとっての意味のひとつとして「どうせセックスするんでしょ」っていうのと「この女の子がセックスするんだ……」っていう両側面があるんですが、全年齢だとその梯子があらかじめ蹴飛ばされてるような感じで、なんとなく雲をつかむような感じがあります。その「どうせセックスするんでしょ」は、ある意味キャラから距離を取るってことで俺にとっては安心感にもつながっていたらしく、このゲームをやってる序盤ではずっと「どうせこのゲームが終わったらセックスするんでしょ」みたいなわけのわからない鬱屈を持ってたような気がします。

 あれなんですよね、俺にとってエロゲって「十全に女の子を消費するため」のメディアなので、セックスなしだと「消費しつくせてない」みたいな感覚が残るんだなってのがわかりました。

 でまあ、全年齢っていうことでもうひとつの特徴といえば、やっぱ年齢を明記できるってことですね。今回、体験版もやらずに買った理由はいくつかあるんですが、そのうちひとつが、ちさの妹のちなみちゃんかわいかったからというやつなんですが、ロリコンにとって年齢表記はわりと重要であり10さいといわれたら我々は遠慮なく10さいとして女の子を消費できるのです。まあそういうロリコン特有のゴミみたいな事情はさておき、意外にも効果的だったなあと思うのは、ちさも高1なわけですけど、作り手の方にそういう意識があるのかどうかはわかんないですが、いかにも16歳(なのかな? よくわかんないですけど)らしい、感情の揺れとかが非常にリアリティをもって描かれていたことが挙げられると思います。なんていうんだろ、このライターさんの描く女の子って、なんか特有のめんどくささがあって、そのめんどくささが大好物なんですが、告白されてからしばらくのちさのムーブは「島から出たことがない」「16歳の女の子」としてすごくリアリティあったんですよ。反発するのも当然だろうし、受け入れられないのも当然みたいな。初デートから告白に至る流れは、なんかもう、ああ俺はいま16歳の女の子を消費してるなあと恍惚とするようなものがありました。おっさん気持ち悪いなあと思うなら思っていただいてけっこうだ! 自分でも若干気持ち悪い!

 まあ、そんなこんなでとても楽しかったです。あと、演出はいろいろ凝ってます。音声は、なんだろ、バイノーラルってこれのことなんですかね。違うかもしんないですが、距離と方向を感じるような。花火の効果音なんかは、ヘッドホンで聞いてたんですけど、いい響きでした。その花火のシーンで、例によって主人公が「よく聞こえない」みたいなこと抜かしやがるんですが、実際に花火の音でよく聞こえなかったのなんかは、ちょっといい演出だなーと。

 

 ところでこの作品の舞台は小笠原諸島なんですけども、ゆえあって、小笠原諸島が舞台だと、地元の女子中学生となかよくなれるに違いないみたいなわけのわからない幻想を持っています。岡野史佳という漫画家さんの「君の海へ行こう」がその理由です。あれはよい作品だった……。なお大ファンであるもよう。

 

 さて、それではエミリィのルートをこれからやりますが、ちなみちゃんの水着シーンがあるものと信じています。なかった場合、大暴れしながら満たされない欲望をどうにかするため、ないしょのないしょ!の続きをやるつもりです。途中で止まってんですよあれ。

 

※追記

 ちょっとこの内容でちさを放置してエミリィのルートに行くの精神的にきっついんで、またそのうち。間を空けてまた共通からやりなおそうと思いました。

 あとぜんぜん関係ないんだけど、主人公が妙に分別くさい。別に悪いことじゃなくて、ちさの子供っぽさが際立ってよりこうふんできたのでよいことです。