おもしろがらなくなった

 職場で雑誌を扱っているわけなんですが、今日は夜勤のおっさんに「このマンガ雑誌は男性向けですか、女性向けですか」と質問されて見てみると、たぶんとこぞのウェブコミックかなんかの配信サイトが紙媒体で出した雑誌とおぼしい。俺はウェブコミックのたぐいほとんど読まないっていうか、マンガは自分にとってはどっちかっていうと摂取するのに努力を要するたぐいのメディアなので、最近はマンガ全般あんまり読んでない。つってもまあ、ウェブコミック系のサイトって男女どっちかに完全に偏ってるのってそこまで多くないと思うんで「んー、どっち向けってことはないんじゃないですかね。しいて陳列するなら女性向けのほうかと思いますけど」と答えておいた。

 そこでついうかつに「ウェブコミック」という単語を出したのが俺の敗北の始まりであった。なにしろその概念を理解させるのが死ぬほど難しい。

「インターネット上で、オリジナルのマンガを配信しているサイトがあるわけです」

 などと説明してみるのだが、夜勤のおっさん、インターネットはLINE以外まったく利用しない。がんばって説明した結果、

「同人誌ですか?」

 というなんとも反応に困る理解をいただいた。

 そこで、ジャンプとかサンデーなんかもウェブ限定配信の作品とかよくありますよーみたいな説明もするんだけど、とにかくもう、なにもかも通じない。わりときつい。

 

 俺の文章書きとしての持ち味みたいなものがもしあるとするなら、いや、あったとするなら、なんですけど、ものごとすべてを「おもしろがる」という視点から把握できることだったと思うんですよ。もともと俺は「おもしろいこと」というのはそのへんどこにでも転がってて、あとはそれをどう拾い上げるか、どう加工するかっていうだけの問題だと思っていて、たぶんそれは本業の話題とともに、俺の書くものを支えていた特技みたいなもんだったと思うんですけど、最近はほんとにそういう作業しなくなったなーと思います。別におもしろくないので。

 こうなると根が死ぬほど内向的な人間なので、外側をまったく見ないようになります。むしろそうやって外側を見ることができていた時期のほうがよほど特殊だったんじゃないだろうか。

 とにかく圧倒的に他人にはたらきかけなくなりましたね、特にここ5年くらい。別にそれでも生存はできるので、まいっかーみたいな感じです。

 

 ぜんぜん関係ないんですけど、よつのは、再開するのにエネルギー必要すぎて中断してます。やればおもしろいのはわかってるし、ののさんきっとすごくすごいと思うんですけど、あそこまで過剰にかわいいと疲れます。48年の旅のはてに、俺はふつうの妹いいなあと思うので、ふつうの妹がふつうにかわいいエロゲとかラノベを紹介してください。界隈での理想の妹は、シンアイ彼女の菜子というのが定説です。俺もそう思います。そういえば昨日は例の自殺防止のポスター見てからずっと、腹の底に大量の宿便が蓄積しつつも便意はない、みたいなすっげーいやな気分で、その気分をどうにかしたくてOneRoomの妹さん回を呆然と見ていたんですが、あれくらいでいいです。あれくらいベタな妹さんが恋人候補に立候補してあげよっか、なんちゃって、くらいのゆるい妹でいいんだ……。あの妹さん回、肉体がすごかったです。ちっささ細さがよく表現されてて。なんの話か。